我が山縣家は古来、甲州甲斐国
甲府領主、武田大膳太夫晴信
入道信玄公に代々支え天正年間
＊＊三百七十年前＊＊伊那
四郎勝頼公に従い＊＊＊＊＊＊＊
*天目山の戦い本家たる山縣
淡路守ともに同族山縣三郎兵衛
＊の血統を有する＊＊にして
一族郎当離散の分＊
戦死し、僅かに一部残り*
**流浪たれど*武田家
の残党＊、織田信長の***
ため***一時*山***用**
と数十年余**後下総国結
城郡結城領主中納言秀
康公に士官し主公*徳川の世
-2-
となりため松平＊＊＊越前
国福井城主とし*国*とき供奉
***し佐時山縣姓を用い越前
家三代忠直公の時、領地七+5万石＊
*二十５万石に減＊し代々仕え
慶応三年頃亡**儀**の
**が福井松平家＊脱藩
し王制復興を志し＊＊＊
脱藩*総***本**先生の
*下*属し同氏等と共京都
＊入洛＊薩長土肥藩＊＊＊
王制復興＊＊勝利に加盟奔
走するも不幸にして******
＊＊先生＊徳川幕府のため
＊逮捕***ため＊＊＊＊
＊＊長藩主毛利の援助
-3-
同時＊＊＊＊横井平四郎
(小楠)先生に随従し**福井
＊＊＊するも脱藩者＊＊＊＊＊
横井先生の後援を得て家老
上席本多修理殿＊＊＊＊客
となり明治元年＊＊廃藩
置県となるや松平家＊＊
以外＊浪人＊＊＊平民となり
戸長役場＊＊山縣***山形
と＊録したり同拾年に＊＊
変＊名を知り戸長に申込み訂正
すること＊＊＊＊＊中央
祖安山＊＊＊町にて死去す
＊＊＊浪人なるが故に拾代目＊
＊系図＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＊＊＊＊＊＊＊江戸巣鴨
-4-
役＊＊＊江戸にて＊＊死去**
前往寺＊葬るその後＊＊＊
市左＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
義太郎＊＊＊＊＊＊＊
のとき歴代史福井＊＊＊＊於
て***類焼＊＊＊＊＊
＊＊＊＊＊＊＊＊作成し
たる分***昭和六年五月＊
越中国富山市*****
に於いて類焼**焼失**
為治が***謄写しあるを
前父の＊記録を作るもの
なり
   菩提寺
   福井市湊北町
   　　金西寺